老犬飼養介護士試験 一覧
3級から順番に受験が必要です。ひとつ上の級を受験するには、前の級の合格が必要です。
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シニア犬の基礎知識・日常ケア
老犬飼養介護士試験 3級
¥2,980
シニア犬との暮らしをはじめるために必要な基礎知識を学びます。老化のサインを正しく読み取り、日常ケアを適切に実践するための入門レベルの知識を評価します。
シニア犬とは
- 犬のシニア期の定義(一般的に7歳以上、超大型犬は5歳以上)
- 小型・中型・大型・超大型犬それぞれの老化スピードの違い
- 平均寿命の変化(食事・医療の発達による延伸)
- ライフステージ別の身体的・行動的変化の概要
老化のサインを読む
- 外見の変化:白毛の増加・毛並みの変化・筋肉量の低下
- 行動の変化:活動量の減少・睡眠時間の増加・反応の鈍化
- 食欲・飲水量の変化とその意味
- 嗅覚・視覚・聴覚の低下が行動に与える影響
- 正常な老化と病気のサインを区別するポイント
日常ケアの基本
- グルーミング:ブラッシング頻度・皮膚の観察ポイント
- 歯磨きの重要性と歯周病予防の実践法
- 爪切りの頻度・正しい切り方・出血時の対処
- 耳掃除・目やに処理の正しい方法
- シニア犬に適した入浴頻度と低体温リスク対策
食事・栄養の基礎
- シニア用フードの特徴(低カロリー・高タンパク・関節ケア成分)
- 1日の給与量の目安と体重管理の考え方
- 水分摂取の重要性:脱水を防ぐ工夫
- おやつの選び方・与えすぎのリスク
- 消化器系の変化に対応した食事の与え方
運動・生活環境
- シニア犬の散歩:距離・時間・頻度の目安
- 関節への負担を減らす床材・段差対策
- 寝床の選び方:床ずれ予防マットの活用
- 夏・冬の温度管理と熱中症・低体温症の予防
- 精神的刺激の重要性(認知機能維持のための工夫)
疾患の基礎知識と受診判断
- 関節炎(変形性関節症)の症状と日常対応
- 白内障・核硬化症の見分け方
- 心臓病(僧帽弁閉鎖不全症)の初期サイン
- 腫瘍・イボの観察と受診タイミング
- 今すぐ受診すべき緊急症状のチェックリスト
- 定期健診の推奨頻度(6か月に1回)とその内容
ワクチン・予防医療
- シニア犬のワクチン接種の考え方(抗体価検査の活用)
- フィラリア予防・ノミ・マダニ対策の継続の重要性
- 混合ワクチン接種時の注意点(免疫機能の低下)
栄養管理・健康チェック
老犬飼養介護士試験 2級
¥3,980
シニア犬の栄養素の役割・体重管理・健康状態の評価方法など、より実践的な健康管理の知識を学びます。3級の知識を土台に、病院との連携を深める実践力を身につけます。
栄養素と身体機能
- タンパク質の役割と必要量(筋肉維持・免疫機能)
- 脂質の種類:オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)の効果
- ビタミンE・C・Aの抗酸化作用とシニア犬への効果
- ミネラル(カルシウム・リン・カリウム)のバランス管理
- 食物繊維と消化器健康の関係
- 水分:1日に必要な飲水量の目安と計算方法
BCS(ボディコンディションスコア)
- BCS 1〜9段階の評価方法と見た目・触診の基準
- 理想体重の維持:肥満・低体重それぞれのリスク
- 体重測定の頻度と記録の重要性
- 肥満が関節・心臓・糖尿病リスクに与える影響
- 低体重が免疫・回復力・筋肉量に与える影響
食欲不振・嚥下困難への対応
- 食欲低下の原因(歯痛・消化器疾患・腎臓病・認知症)
- 食事の工夫:温める・ウェットフード混合・少量頻回給与
- 嚥下困難(飲み込みにくい)の見分け方と対策
- 強制給餌の是非と実施方法の基本
- 経口補水:脱水時の対処と輸液との違い
健康チェック・観察の実践
- 便の観察:色・形・頻度・血便の判断基準
- 尿の観察:色・量・頻度・血尿・混濁尿の意味
- 体温測定の方法と正常値(37.5〜39.2℃)
- 呼吸数・心拍数の正常範囲と測定方法
- CRT(毛細血管再充填時間)のチェック方法
- リンパ節腫脹・腹部膨満の観察ポイント
定期健診と検査の理解
- 血液検査の主要項目(ALT・BUN・Cre・TP・GLU等)の意味
- 尿検査(尿比重・pH・タンパク・糖・潜血)の読み方
- レントゲン・超音波検査で何がわかるか
- 腎臓病の早期発見:SDMA・尿比重・UPCの重要性
- 獣医師との情報共有:ホームチェック記録の活用
口腔ケアと薬の投与
- 歯周病の進行ステージと日常ブラッシングの効果
- デンタルジェル・犬用歯ブラシの選び方
- 錠剤・液剤の投与方法と飲ませるコツ
- 投薬補助食品(チュアブル・ピルポケット)の活用
- 薬の保管方法・期限管理と誤飲時の対処
フードアレルギーと特別食
- フードアレルギーの症状(皮膚・消化器)と原因食材
- 除去食試験の方法と評価期間(最低8週間)
- 腎臓病食・肝臓病食・心臓病食の特徴と管理
- 治療食への切り替え方法と混合給与のリスク
認知症ケア・DISHAAスコアリング
老犬飼養介護士試験 1級
¥4,980
犬の認知機能不全症候群(CDS)の評価から介護計画まで、専門的なケア知識を体系的に学びます。DISHAAスコアを用いた症状評価・薬物療法・環境調整・介護者の心理サポートまでを網羅します。
犬の認知機能不全症候群(CDS)
- CDSの定義と発症メカニズム(アミロイドβ蓄積・脳の萎縮)
- 推定有病率:11歳以上の犬の約28%に症状あり
- CDSと他の疾患(甲状腺機能低下症・脳腫瘍等)の鑑別
- 発症リスク因子(年齢・品種・遺伝的要因)
- 早期発見の重要性と進行を遅らせるアプローチ
DISHAAスコアリングシステム
- D — Disorientation(見当識障害):場所・人・モノの認識障害
- I — Interactions(相互作用の変化):飼い主への反応低下・攻撃性
- S — Sleep-Wake cycle(睡眠覚醒サイクル):昼夜逆転・夜間徘徊
- H — House soiling(家屋内トラブル):室内排泄・トイレの失敗
- A — Activity(活動量変化):無目的な徘徊・常同行動
- A — Anxiety(不安):分離不安の悪化・不安行動の増加
- 各項目の評価方法と重症度スコアの付け方
- スコア変化の記録と獣医師への報告活用法
認知症の進行ステージと対応
- 軽度:行動変化に気づく・早期介入の開始
- 中等度:日常ルーティンの崩れ・積極的な環境調整
- 重度:基本機能の喪失・介護量の増大・緩和ケアへの移行
- 各ステージに応じた飼い主の関わり方の変化
夜鳴き・徘徊への対応
- 夜鳴きの原因分析(痛み・不安・認知症・視覚聴覚低下)
- 昼間の活動量を増やして睡眠覚醒リズムを整える方法
- 夜間の環境整備(照明・温度・安心できる寝床)
- 徘徊に対するセーフティゾーンの作り方
- 必要に応じた薬物療法(メラトニン・抗不安薬)の考え方
環境調整と認知機能の刺激
- バリアフリー化:段差解消・滑り止めマット・サークル活用
- 嗅覚刺激・視覚刺激を使った認知機能維持の工夫
- コマンドトレーニングの継続と成功体験の重要性
- 社会的接触(人・犬との交流)の維持
- 食事・散歩・就寝の一定リズムを守ることの効果
薬物療法・サプリメント
- プロペントフィリン(アニプリル)の作用と使用法
- オメガ3脂肪酸(DHA・EPA)の認知機能への効果
- 抗酸化サプリメント(ビタミンE・CoQ10)の役割
- MCTオイルとケトン体エネルギーの活用
- サプリメント選びの注意点と医師への相談の重要性
介護者(ケアギバー)のサポート
- ケアギバーバーン(介護疲れ)の症状と予防
- レスパイトケア(一時的休息)の確保方法
- 家族・友人・専門機関への相談の重要性
- 介護記録をつけることで得られる客観的視点
- 老犬ホーム・デイサービスの活用を検討するタイミング
緩和ケア・看取り・専門実践
上級 老犬飼養介護士試験
¥9,980
合格者は「上級老犬飼養管理士」として認定されます。老犬の適正飼養、介護、緩和ケアの普及啓発活動や高度な実践的能力・経験を有する者のことを言います。終末期の犬に対する緩和ケアの実践・疼痛評価・看取りの準備から、ペットロスへのグリーフケアまでを体系的に学びます。
緩和ケアの概念と目標
- 緩和ケアの定義:治癒を目指さず「生活の質(QOL)」を守る
- キュアティブケア(治療的)からパリアティブケアへの移行の判断
- QOL評価の視点:痛みの管理・食欲・移動能力・精神状態
- ハービー・デューイ・クオリティ・オブ・ライフスケールの活用
- 飼い主・獣医師・介護者が一体となったケアチームの構成
疼痛の評価と管理
- CBPI(Canine Brief Pain Inventory)を用いた疼痛評価
- 痛みの行動サイン:姿勢・表情・呼吸・活動量の変化
- 鎮痛薬の種類(NSAIDs・オピオイド・ガバペンチン)と副作用
- 非薬物的疼痛緩和:マッサージ・温熱療法・鍼治療
- 疼痛コントロールの限界と次のステップの判断
終末期の徴候と看取りの準備
- 食欲廃絶・水を飲まなくなる段階の意味
- 呼吸の変化(チェーンストークス呼吸・下顎呼吸)の見分け方
- チアノーゼ・四肢末端の冷え・体温低下の意味
- 意識レベルの変化と反応の喪失への対応
- 看取り場所の選択:自宅か病院か老犬ホームか
- 最期の数時間で飼い主にできること
安楽死の倫理的考察
- 安楽死(尊厳死)の定義と法的・倫理的な位置づけ
- 安楽死を検討すべきタイミングの判断基準
- 「5つの自由」を基準にしたQOL評価
- 飼い主の心理的葛藤と意思決定支援
- 安楽死の手順と事後のケア(遺体の扱い・手続き)
グリーフケア・ペットロス
- ペットロスの定義と正常な悲嘆プロセス(5段階モデル)
- ペットロス症候群:長期化する悲嘆への対処法
- 子ども・高齢者・独居者へのペットロスサポートの違い
- 周囲からの不適切な言葉(「また飼えばいい」等)への対応
- グリーフカウンセリングと専門機関の活用
- 先住犬が示す悲嘆行動と対応
老犬ホームの役割と専門実践
- 老犬ホームの種類(入居型・通所型・訪問型)と選び方
- 入居を検討すべきタイミングと費用の目安
- 介護記録の書き方:バイタル・食事・排泄・行動の記録
- 多職種連携:獣医師・トリマー・動物看護師との協働
- リスクマネジメント:誤嚥・転倒・脱走の予防策
- スタッフの感情労働とバーンアウト予防
法的・倫理的知識
- 動物愛護管理法における老犬の保護と飼い主の義務
- 遺棄・虐待の定義と通報義務
- 老犬ホーム運営に関わる法的規制
- インフォームドコンセントと代理意思決定の考え方