老犬の認知症(CDS)ケア方法|症状の見分け方・進行を遅らせる生活習慣
老犬も認知症になります。「最近夜鳴きが増えた」「同じところをぐるぐる回る」「名前に反応しない」——これらは犬認知機能不全症候群(CDS)のサインかもしれません。
老犬の認知症(CDS)とは
犬認知機能不全症候群(CDS)は脳の老化により認知機能が低下する疾患です。11〜12歳以上で発症しやすく、15歳以上では約70%が何らかの認知機能低下を示します。アルツハイマー病に似た脳内変化(アミロイドβの蓄積)が確認されており、進行性の疾患です。
老犬の認知症 主な症状6つ
- 夜鳴き:単調な声で一定間隔に鳴き続ける
- 徘徊・旋回:同じ場所をぐるぐる歩く
- 昼夜逆転:昼間に寝て夜に活発になる
- 粗相:トイレの場所がわからなくなる
- 反応低下:名前を呼んでも反応しない
- 食欲変化:食べたことを忘れて何度も要求する
DISHAAスコアで認知症を評価する
DISHAAスコアは国際的な認知症評価指標です。Disorientation(見当識障害)・Interaction changes(交流変化)・Sleep-wake cycle(昼夜逆転)・House soiling(室内排泄)・Activity changes(活動変化)・Anxiety(不安)の6項目を評価します。
認知症の進行を遅らせる5つの生活習慣
- 毎日の散歩・運動:脳への血流を増やし認知機能を維持
- 知的刺激:嗅覚を使うゲーム(ノーズワーク)
- 規則正しい生活リズム:食事・散歩・就寝を一定時間に
- DHA・EPA・抗酸化成分:脳の酸化ストレスを軽減
- 飼い主との触れ合い:マッサージで脳を刺激
老犬飼養介護士試験1級で認知症ケアを学ぶ
1級ではCDSの評価方法・DISHAAスコアリング・認知症ケアの実践的知識を習得できます。老犬の介護に携わるすべての方に役立つ内容です。
老犬介護の知識を体系的に学ぶ